【術後662日】関東女子倶楽部対抗戦<予選>前編

皆様、お元気ですか?5月はゴルフのベストシーズン!天気が良い日は本当にサワヤカで、あ~気持ちいい♡って思うこともしばしば。青い芝も目に染みる。
そんな良い季節の5月ですが、私はめちゃくちゃいっぱいラウンドしています。なぜなら・・・倶楽部対抗戦が近づいているから!

「ゴルフ界の甲子園」とも呼ばれるゴルフの団体競技の中の、ある意味最高峰の試合、それが倶楽部対抗戦です。各ゴルフ場がメンバー選抜を行い、「ゴルフ場の名誉をかけて」そのトップ選手達が団体で戦う競技会なのです。皆さんも耳にしたことがあるであろう、各クラブに設置されている「研修会」は、その出場選手(強化選手)を”選抜するため”の会なのです。なので、ラウンドは競技に準じて行うし、終了後にラウンド中に迷ったルールの解説やラウンド中にあったマナー違反などを教えてくれるガチ勢の集まりです。たとえ競技に出なくても、ゴルファーとしてのレベルが上がるので、真剣ゴルファーは是非考えてみたらいいと思います。私は数年前から参加しているのですが、姉ヶ崎は雰囲気もよく、なのに強化選手はレベチで上手いので神様と憧れていました。今年、努力の甲斐あり初めて「神様見習い」としてこの強化選手の末席に入れてもらったことは以前書きました

この神様たちと4~5月は頻回に練習ラウンドを重ねたり、指定練と言われる試合会場(今年は紫カントリーすみれコース)での真剣ラウンド、終了後に打ち合わせと称してパフェ食べたり(ゴルフ場からお金出る)、揃いのウェア(ゴルフ場から支給)着て前撮りしたり・・など一緒に色々な経験をさせてもらったのです。
そして!来る5月17日(火)についに倶楽部対抗戦の予選が行われたのです。なかなかこういう団体競技戦の世界は経験できないので、今回はそのレポートをしたいと思います!

関東女子倶楽部対抗戦は北は新潟から長野、静岡まで、関東11県で予選→決勝の順で行われる団体戦です。ちなみに千葉と茨城は参加ゴルフ場が多いので予選会場は2か所あります。それぞれの予選会場で決勝進出できるクラブ数は違いますが、今年はトータル236のゴルフ場が参加し、決勝進出はたった29クラブという厳しい戦いなのです。姉ヶ崎は2年前に優勝している強豪クラブですが、ゴルフは何があるかわかりません。先日行われた男子の倶楽部対抗戦(こっちはもっと参加クラブ数が多く、409クラブ中決勝は40クラブ!千葉なんて予選会場が4カ所!)で姉ヶ崎は見事に予選突破したばかり。女子も続けよとばかり、プレッシャーかかっています。神様達もちょっとソワソワしているのが傍からも見てわかります。今回私達が参加する千葉第一会場は22クラブが出場し、決勝進出は上位3チーム。なんとかそこに入らなければ!

入らなければ!とか言っちゃってますが、私はスーパーサブ(第一補欠)なんで、応援のみでラウンドはしません。でも、当日何があるかわからない(選手が渋滞や事故で来られなくなるとか、病気になっちゃうとか)ので、”緊張感をもって当日は来るように”と厳命されました。キャディバックもラウンド用品も全部持って、でもそれらは車に置いたままクラブハウスに朝6時に入ります。
姉ヶ崎のスタッフや偉い人達、応援に来てくれた数名の男子メンバーたちと一緒に選手たちのカードホルダーや参加章、朝食券や差し入れを持って待機。スタート時間がまちまちなので、選手は何時にくるかわかりません。他のクラブのメンバーが続々と入る中、見知った仲間のメンバーが入ってくるとテンション上がります。「いい天気ですね!」「頑張ってください」と言いながら色々渡します。
一緒に待機している(第二補欠の)Iさんは、もう何度もこの対抗戦に出ている、なんとなんと70歳代のベテランパイセンです。なので、選手の表情をみて「よし、いい表情だ」とか「やっぱりちょっと緊張してるわね」など評しています。そして、「Iさーん、両面テープありますか?」「もちろん持ってるわよ!」「ハサミ持ってます?」「持ってる。あなた今日はいい顔してる!イケるわよ」と何でも持ってるし、励ましも上手。そうか、応援してりゃいいわけじゃなくて、こうやっていろんな意味でバックアップするのかあ・・メモメモ、などと勉強になります。私が入ってるインターネットのゴルフサークルに以前在籍してたSさんも他のクラブの選手として再開!「頑張ってね~」なんて言いながら旧交を温めます。

みんなパター練習したり、レンジに行ったり。応援メンバーはちょっとリラックスさせに話しかけに行ったり、要望?注文?を受けたりしている様子ですが、私のような競技初心者の下っ端はどんな話掛け方したらいいかわからないし、集中したいだろうから・・とあまり話し込まず遠くから見つめるに留めます。メンバー表を見て、全員のスタートホールに応援に行けるようにスケジュールを確認。
紫CすみれコースはOUTとINのスタートホールがクラブハウスと練習グリーン・アプローチ練習場を挟んで反対側にあるので、遠い!遠いよう。行ったり来たりするのも大変そうだぞ・・?と覚悟しているうちに1人目がスタートする時間になりました。

応援隊みんなで揃ってOUTのスタートホールに向かいます。他のクラブの人もたくさん集まって、だんだん気持ちも高まってきました・・・!私もワクワクしてきちゃって。研修会のみんなは今仕事中だろうけど、この倶楽部対抗戦のことは気にしている筈。なので、私としてはこのワクワク感をみんなに中継したい!と思い、スタート前の選手たちの様子と、朝イチショットの動画を撮ることにしました。

スタートのドライバーショットを見届けて「ナイっショー!」「頑張ってねー!」と手を振って急いで次の選手のスタート場所、INのスタートホールに小走りで向かいます。クラブハウスを横切って反対側へ。まだ7時台なのに天気もよいせいか結構暑い。車に置いてあったオレンジ色の傘を、陽射しよけ兼選手達から応援団(私)の位置がわかるように差して歩き回ることにしました。2番目の選手も話しかけるのは他のスタッフに任せて私はカメラマン気分で動画や写真を撮っていきます。スタート時間はランダムなので、6名全員を見送ったころには一番最初にスタートした人が戻ってくる時間がすぐそこです。

このちょっと空いた隙間時間に、撮った写真やスイング動画を「とことん1番ホール」として女子研修会のグループラインにアップしました。平日日中にも関わらず、みんなやきもきしてたみたいで、リアクションしてくれます。雰囲気、伝わったかな?
ちなみに月末に行われた女子研修会でこの試合の報告会を行ったのですが、このとことん1番ホール、多くのメンバーが褒めてくれました!うれちい♡

この団体戦は6名の選手のうち上位4名のスコアの合計で競います。なので一人一人のスコアをカウントしていきます。さあ、トップスタートの選手はいくつで戻ってくるのでしょうか。ドキをムネムネ(胸がドキドキ)させながら今度はフィニッシュホールに移動していくことになります・・・

後半へ続く!

コメント

タイトルとURLをコピーしました