【術後689日】関東女子倶楽部対抗戦決勝!<前編>

みなさん、こんにちは。そろそろ梅雨入りの情報もささやかれる昨今、いかがお過ごしでしょうか?
私が子供の頃は、梅雨といえばしとしと降る雨、カタツムリと紫陽花・・ みたいな趣のあるイメージでしたが、最近の雨はあれね、暴力的よね。どっしゃー!!って降る感じ。はい水浸し、みたいな。
その代わり晴れたときの日差しも容赦ない。昔は「暑い~!暑くて死ぬ~!」という冗談や比喩で使われてた表現がシャレにならない。本気じゃん。日本は湿度が高いから汗も蒸発しづらく、こもったジトーっとした暑さなのが不快なんですよねえ。

去年、灼熱の関東のゴルフ競技中、最終ホールのグリーン上でプレーヤーが亡くなる、という事件があり、競技ゴルファー&競技主催者団体に衝撃が走りました。ランチにお酒たくさん飲みすぎた、自己節制のなってない持病のある高齢者が脱水で・・とかじゃないんですよ?バっキバキのアスリートゴルファーがそんなことに!(まあもともと体調が悪かったとのことですが)その衝撃事件があって、競技のルールもずいぶん変わったそうです(私は今年からデビューなのでよく知らないけど神様達がそう言ってた)。

と、前置きはそれくらいにしていよいよ!決勝なのです!関東女子倶楽部対抗戦。
ダントツぶっちぎりのスコアで予選を通過した姉ヶ崎。周囲も優勝候補とみなしてくるし、正直自分たちも狙っています。試合は6月17日の月曜日。前日は万が一に備えて千葉県在住者以外はホテルに前泊して前の夜は壮行会です。私はその前の週末にGEN-TENキャンプで夏泊に行っており、JALで日曜日の夕刻に羽田に着くや否や、その足で千葉県のホテルに向かいます。残念ながら時間的に壮行会には間に合いませんでしたが、応援部隊の数人と二次会の部屋呑みから参加です(選手は早めにご就寝)。
部屋にはコップがなく、製氷機の氷をいれるボウルに氷を山盛りにして焼酎(赤霧島)をどぼどぼと注ぎ、それを両手で抱えてコップ代わりにして飲むという、山賊の宴会みたいにワイルドな会でした。(写真撮ればよかった)

翌朝、まだ冷たさが残るさわやかな朝の空気の中、4時半くらいにホテルを出て、まずは姉ヶ崎CCに向かいます。鶴舞Cに入場を許可される駐車券の数は限られているので、駐車券は選手優先。応援部隊はまとまって試合会場の鶴舞CCに向かうことになっているのです。
さすが銘酒赤霧島。え?ワタシ昨夜飲みましたっけ?くらいのサワヤカさ。まったく残っていません。やっぱり大人になったら良いお酒を飲むって本当に大切だなあ・・などと宮崎と鹿児島(霧島酒造は宮城県都城市にあるんで霧島焼酎は宮崎県の芋焼酎なんだけど、都城市は江戸時代は薩摩藩だったのと、鹿児島と宮崎の県境に霧島神社っていうのがあるので、鹿児島の人は霧島焼酎は鹿児島の焼酎だと思ってるらしいよ!これ豆ね!)に想いを馳せながら朝の5時過ぎに姉ヶ崎に着きます。私を含む選手補欠組は万が一に備えてキャディバッグも載せて、↓このバンに乗ってみんなで試合会場に向かいます。

車に揺られて鶴舞CCへ。今日は貸し切りです。クラブハウスは6時に開く予定だったようですが、6時前なのに沢山の人です。まあ、この決勝は北は新潟から南は長野までの、決勝を勝ち抜いたゴルフ場が満を持して集まっているわけなので、細かい時間調整はできないし、早め早めになりますよね。うん。各地のゴルフ場が書かれたバン(ほぼ100%銀色)が次々と到着してます。そんなみんなの熱気に押されたのか、「ちょっと早いですが開場いたします!」とクラブハウスもオープンですよ。待っていた人たちが我先にとどんどん入ってきます。

予選の時と同様、入場する選手たちに朝食券やカードホルダー、差し入れのお菓子(私も青森のやっこいサブレ:リンゴ味のソフトクッキーみたいなのを差し入れました。優しい甘さでやわらかくて食べやすいって評判良かった♡)などと一緒に記念のピンバッジも渡しました。奇しくも!今年はオレンジ!運命を感じちゃいます♪

選手候補の補欠は、先に朝ごはん食べてきて、と言われて2階のレストランにスーパーサブのSさんと一緒に上がります。テーブルごとにゴルフ場の旗が立っていて、そこで食べるシステムです。美味しそうな料理が並びますが、私達は応援の身。そんなに優雅にブレックファーストを楽しんでる場合ではありません。

「頑張ってほしいよねえ・・!」などと言いながら朝食を済ませて、下に降りてスタート組み合わせ表を見ながら応援基地を陣取ります。
まだ7時前だというのに・・・暑い!暑いよ!この陽射し、つよつよのつよだよ?周囲を見渡しても早々にブレザーを脱いでパタパタと顔を仰いだり、日傘をさす人達ばかり。この時間でこの暑さ・・・これは厳しい戦いになりそう!来年はうちわが必須だな。4名の選手たちが到着し、思い思いのパターやレンジで調整しています。決勝に集まったチーム達のウェア(みんなお揃い)、今年はオレンジが多い印象です。うんうん、わかるよ。オレンジって元気に見えていいもんね。うちはレモンイエローのウエアでお揃いです。

とか言ってるうちに早速トップバッターのTさんのスタート時間です。基本的にスタート表では上から順にエース級を入れていきます。なので、最初の数組が各組のエースの集まりなので、スタート時に組全員のグループ写真とは別に個人の写真も撮っていきます。運営側としても後でベストスコア賞とか、いろんな賞が決まってからだと帰っちゃってるかもしれないから先に撮っておくわけです。つ・ま・り個人の写真、それはエースの証なのです!かっくいー!

スタートホール、トップスタートですから、みんなそこそこ緊張しているはずですが、そこはやっぱりエース級。さらっとナイスショットして旅立っていきました。私達応援団も、第二打、第三打も追いかけて「お!乗ったぞ!寄ったかなあ・・・?」「ああ、ちょっとパット長そう」などと老眼を細めながら見守るのです。スタートホールはやや打ち下ろし(からの打ち上げ)なので、ティーショットは良く見えますが、2打目以降のグリーン付近は打ち上げになっちゃうなので見えないのです。
自分も2回ほど練ラン来ているので、自分はあそこらへんだったな、という記憶があるわけで。まあ、ドライバーの飛距離は遜色ないな・・なんて思ってると、数組見ていると時々んもう、びっくりするくら飛ばす人もいて、うわー!あんなところまで届いてる!あれなら2ndは楽々だね!さすが決勝だなあ・・などと驚いたりして。

前回同様、4名の選手に「頑張れー!」なんてみんなで声かけて、4名の神様達の後ろ姿を見送ったのでした。予選と違って、OUTとINのスタートホールが近接しており、応援する身としては比較的楽でした。ただうろうろして応援するだけ。それでもこのムシムシの暑さは体力を奪っていく。選手の皆さんの消耗はいかばかりか・・などと思いを馳せるのでした。

<後編>へ続く!

コメント

タイトルとURLをコピーしました