【術後4日目】ドレーンとは(写真閲覧注意)

今日も相変わらず朝からだらだら過ごしています。とはいえ、やっぱり少しずつ体感が変わってます。傷の痛みがだいぶ良くなった分、ドレーンの刺入部(右脇)とか、肋骨とドレーンが当たってるところというドレーン関連の痛みが目立ってきています。明日ドレーンを抜いた後の痛みがどう変わるか、楽しみです・・!

【痛み】何もしないと全然痛くない(少しだけドレーン刺入部がちくちくするくらい)。右肩を後ろに引くとドレーンと肋骨が当たる部分(皮下)が痛む。これは明日の抜去でなくなるといいな
創部の周辺は感覚が無い(神経を切ったせいか、正座後のようなしびれたような、自分の身体なのに自分の身体じゃない感じ)もう痛み止めは飲まずに過ごせる。
【運動制限】くどいようだがドレーンの痛みがなかったらあまりきにならないんじゃないかな?動き自体の制限はほぼなし。痛み次第。
【日常生活】動きの制限による生活制限はないが、ドレーンのせいで頭洗ったりするのが超面倒くさい。

ところで、術後から散々出てきている「ドレーン」という単語ついて質問があったので、お答えします。医者としてはあまりにも日常用語だったので、ちょっと説明が不足していたと反省。そうですよね。一般用語じゃないことを失念していました。

「ドレーン」とは:手術したところは手術後もじわじわと血液がにじんだり、体液が出続けます。それがそこ(術野)に溜まってしまうと、そこに感染(細菌が繁殖)したり、物理的に組織が接着しないので、傷がくっつかなかったり、くっつくのに時間がかかってしまいます。
なので、液体が貯留しないように手術したところに(手術直後に)軟らかい管を留置し、それを皮膚の外に出して、液体を導き出します。その管のことをドレーンと言います。(管を留置することは「ドレナージする」と言います)
その管の先には(導き出した)血液を溜めるための平べったい箱(陰圧になってる※)がついていて、24時間その箱を持って歩くことになります。なので、この箱を入れるためのポシェットのようなものを首や肩にぶら下げて過ごします。(※陰圧になっていない袋タイプのものもあります)
毎晩12時にナースがこっそりやってきて、この箱をあけて、中の液体量をコップに注いでカウントします。最初は血液が溜まってましたが、最近は血液というよりは茶色っぽい水になってきています。
シャワーを浴びるときもそのままなので、このドレーンの上からフィルムを貼って濡れないように保護してから入ります。でも狭いシャワーの中で、この箱とか管とかは超邪魔で、シャワーヘッドホルダーにポシェットをかけたり(落ちたりすると最悪)などの工夫が必要です。

ドレーンの先についてる陰圧の箱(左)とそれを入れるポシェット
こんな感じで皮膚から出ています

お腹の手術の時にもよくドレーンを留置するのですが、私の場合、右胸を囲むようにぐるりとドレーンが留置して(あるらしいです)、右わき腹から出ています(写真右)。それが肋骨に当たる部分があってそれが痛いのです。言われてみれば円弧状にドレーンが蝕知されるので、納得です。明日はそれを抜いて、そのまま退院とのこと。え?抜いた直後に退院??って思いますが、「みなさんそうされてますよ」と。今の痛みはこのドレーンだけのような気がするので、抜いた後が楽しみです。

入院最終日(明日退院)もアマプラ三昧&パター練習。40-50㎝くらい(この距離も意外に外すクオリティ)のパターに関しては自信がついてきました!

コメント

  1. マリコ より:

    ドレーンの説明、ありがたかったです。ウキらなきゃと思っていました。

    • Dr.ORANGE より:

      説明が遅くなっちゃってごめんなさい💦これからも何かあったらなんでも聞いてくださいね!

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