皆様、お久しぶりでございます。寒かった今年の冬も終わって、サワヤカな風が吹く春が。
春がやってきましたねえ・・!ゴルフ場も花が咲き、芝も緑になりつつあります。
私はおかげさまでフリーランス生活も半年になり、経済的には以前より収入が減ったものの、救急車や分娩で深夜に起こされる当直が無くなり、くっだらない会議が無くなり、イマドキの若いDrの反応にビクつくことも、平日ゴルフのために謝り倒すことも、ティーイングエリアで「あの患者さんどうなったかな?」と思いを馳せることもなくなり・・・とメンタル的にはずいぶん楽な生活を過ごしています。
3月ころから色々な競技(試合)が始まり、試合経験と度胸をつけるためにどんどんチャレンジしているDr.ORANGEなのです。
さて。ゴルファーの相棒、それはクラブ&ヘッドカバーですね。
現在私のエースパターちゃんはお色直し(これについては後日報告します)中なのですが、今回のブログテーマはそう、飛び丸君です。飛び丸君は私のドライバーカバー。お茶目なオレンジ色の猫ですが、使い込んでいるうちにだんだん萎びて、色がくすんできちゃったのが気になっていました。
ぬいぐるみ系のヘッドカバーなので、綿の入れ替えや洗濯をしたいな・・って。ネットで探してみると沢山あるんですね。やってくれるところが。しかし・・高い!高すぎる!
洗浄(ぬいぐるみ業界では「お風呂」)で5000円。綿入れで3-4000円。送料もかかります。つまり1万円オーバーコース。
収入が減っている私としてはちょっと痛い出費なのです。しかも、しばらく入院も必要らしい。なので、自分でできる可能性は・・?と思ってネットで「ぬいぐるみ 綿交換 自分で」で検索したところ、まあまあヒットします。あれ?ってことはコレ自分でできちゃうかも・・。というわけで今回は飛び丸君の手術記録を皆さんにご供覧したいと思います。お付き合いいただければ嬉しいです♡
さて。まずは術前の患者の病状について。


これが飛び丸君。ひげは昔お風呂に入れたときにピロンとなってしまい、それ以来チャームポイントです。姉ヶ崎のキャディさんの中には彼を「ひげまる」と呼ぶ人もいます。長い付き合いの飛び丸は全体にしょんぼりしていて、しわしわになっています。中の綿もゴロゴロしています。
さあ!手術を始めます!私、失敗しないので!
手順①綿を抜く
まずは綿を抜きます。どこから抜くか?つまりどこから切開するのか?という問題ですが、当初は手術部位は背中を予定していました。しかし、その話をアパレルのお仕事をしているTさん(神セブンの1人)にしたところ、「これ、内側から抜いた方がいいんじゃない?ほら、ココ」とアドバイスをいただいたのでそこを執刀場所としました。
飛び丸君を裏返し、メスではなく、リッパ―で糸を切り、穴を拡げます。


穴に指を入れて、綿を全部抜きます。
これが・・飛び丸君とその内臓です・・・飛び丸君ペッちゃんこいなりました。
内臓(綿)を洗って再挿入、というケースもあるようですが、今回は中の綿は梱包して廃棄しました。


②洗浄(お風呂)
完全に内臓(綿)を抜き、ガワのみになった飛び丸君をお風呂にいれます。
洗面器にお湯を張り、ゆっくり浸かっていただきます。
ここで「何で洗うか?」問題が勃発。私は通常粉洗剤を使わない(ジェルボール派)なので、どうしよう?それ用の洗剤を買うのもかったるいしなぁ・・と考える私にピコーン!とひらめきが!思い出したのです。遥か昔(手術前)に、「ブラを洗う」という習慣があったことを。
女子の皆さんはご存知だと思いますが、レース付のブラは他の洗濯物とは別に、おしゃれ洗剤で洗います。基本、雑な私もそれだけはしていました。そう、丁寧な暮らし。現在はユニクロのノンワイヤーを愛用している(ネットに入れて洗濯機で洗っちゃう)ので、しばらく使うことのなかったおしゃれ洗剤を棚の奥から引っ張り出してきました。


しっかり洗って、もみもみします。結構お湯が汚れてびっくりです!
何度もお湯を替えてきれいになるまで繰り返します。
③乾かす
キレイに洗った飛び丸君をタオルで挟んで水分を吸い取ります。

しっかり水分を吸い取ったら、陰干しします。私はせっかちなので、サーキュレーターを使って早く乾かしました。表と、裏。両方ともしっかり乾かします♪結構可愛い。


さあ、イイ感じにしっかり乾きました。
後編はいよいよ、内臓(綿)を詰めていきます!
オペは無事成功するのか?乞うご期待!
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